別冊あんどりゅーくん(第3号)


Pacemaker Cloud v0.5.0の動作確認をしてみた \(^o^)/

Pacemaker Cloud Projectは、クラウド環境におけるHA機能の実装を目的としたプロジェクトです。

Pacemaker Cloudはクラウドを構成する各コンポーネントの故障や孤立を検知して
コンポーネントの再起動を実行します。
また、コンポーネントの再起動処理が指定回数以上失敗した場合は
下位レイヤへ故障をエスカレーションする機能も実装予定です。

ソースコードはこちらで公開されています。

ちょっと楽しげな雰囲気ですけど、ナンナンデスカコレハ?ということでキーワードをちょっと調べてみました。

  • Assembly

仮想マシンや監視エージェント、アプリケーションなどの集合体。
VM(Virtual Machine)と、ほぼ同義です。
監視エージェントは後述のMatahariを想定しています。
アプリケーションは、Pacemakerでいうところのリソース(=サービス)ですね。
DBとかWebサーバとかファイルシステムとかサービスを提供するためのアプリケーションです。

  • Deployable

Assembliesの集合体です。
異なる物理マシンで起動するVM(=Assmbly)も同じDeployableに含めることができます。

  • Deployable Policy Engine(DPE)

Deployableを制御するコンポーネントです。

  • Cloud Policy Engine(CPE)

クラウド上で実行される仮想環境間の依存関係や可用性を保証するコンポーネントです。
Deployableの起動 停止処理を実行します。

  • Matahari

システムを管理・監視するためのAPIの集合です。
Pacemakerのlrmdに似ています。
ノードおよびリソースの起動停止、監視処理を実行します。
これはPacemaker Cloudとは別のプロジェクトです。
ソースコードはこちらで公開されています。

  • Pacemaker Cloudのざっくりしたイメージ

正常起動時 → Assemblyがサービスを提供
Assemblyが提供しているサービスが故障 → DPEがサービスを再起動
Assembly(=仮想マシン)故障 → DPEが仮想マシンを再起動
サービスや仮想マシンの再起動が指定回数以上失敗 → DPEが別のAssemblyを起動
DPEが故障 → CPEがDPEを再起動(このときAssemblyは再起動しないはず)


んー、まだちょっとふらふらしたイメージなので、実際に環境構築をして動作を確認してみることにしました。

環境構築の手順は以下のサイトを参考にしました。
http://ahsalkeld.wordpress.com/a-mash-up-of-openstack-and-pacemaker-cloud/ http://ahsalkeld.wordpress.com/better-integration-of-openstack-and-pacemaker-cloud/
http://www.pixelbeat.org/docs/pacemaker-cloud/

Fedoraにはもう取り込まれているので、今回はFedora 16で動作を確認することにします。

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