月刊あんどりゅーくん(11月号)


さて、Pacemaker 1.0.11は、Master/Slaveリソースとgroupリソースを一緒に使うと
バグにはまっちゃうこともあるっていうのはわかったけど、
そんなすぐにはアップデートできないよ…
という方のために、暫定の対応方法をご紹介します。

暫定対応
次のように、配置制約(location)を追加してください。
追加する行は、groupに含まれる全てのリソース分、必要です。
-inf: defined のあとに、fail-count-<groupに含まれるリソース名>を指定してください。
この例では、groupに含まれる全てのリソース(dummy01, dummy02, dummy03)に制約が設定されています。

### Resource Location ###
location rsc_location-1 msDRBD \
 rule role=master  -inf: defined fail-count-dummy01 \
 rule role=master  -inf: defined fail-count-dummy02 \
 rule role=master  -inf: defined fail-count-dummy03 

さらに、もう一つ注意事項があります。
上記の配置制約を追加した場合も、groupリソースを指定した手動移動が実行できません。

つまり、groupリソース名(今回の例ではgrpDRBD)をmoveコマンドのオプションに指定しても
Master/Slaveリソースおよびgroupリソースはnode01からnode02へ移動してくれないのです。
この動作も、さっきのバグと原因は同じなのでPacemaker 1.0.12では修正されています。

# crm resource move grpDRBD node02 force → groupリソースは停止するが、Master/Slaveが元のまま

というわけで、Pacemaker 1.0.11で、リソースの移動を実行する場合は
groupリソースではなく、groupリソースに含まれる最終のprimitiveリソースを
moveコマンドのオプションに指定してください。
今回の例では、dummy03を指定します。

# crm resource move dummy03 node02 force

moveコマンドを実行したあとは、unmoveコマンドを忘れずに!

# crm resource unmove dummy03
libvirtli

 

では、今月はこれにてどろん!εεεεεヾ(*´ー`)ノ
いや~、今回のバグはまじ、ひやーっとしましたわ~。

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