あっという間に9月なわけですが
来月に予定されていたクラスタ集会@プラハは中止となりました。
あんどりゅーくんも、ふぁびおくんも、ふろーりあんくんも
主要な開発者が雁首そろえて「ごめーん、忙しーい」ということなので中止です。
F2Fのミーティングは無理だけど、webinarとか使ってオンラインでミーティングしようね!と、らーすくんが言っているので、興味のある方はこちらにご参加ください。
開催時間などが確定次第、メーリングリストなどでもご案内します。
というわけで今月も
(1) リリース情報
(2) 知恵袋
です。
(1) リリース情報
大きなリリースはありませんでしたが、あんどりゅーくんが着々とバージョンアップの準備を行っています。
先日、Pacemakerのリポジトリにversion 1.1.6のタグがつきました。
リリースの準備として、valgrindやcoverityを使用したコードチェックが実施されていますが、
valgrindで以下3点のメモリリークが検知されています。
High: PE: Fix memory leak for re-allocated resources reported by valgrind
Low: PE: Set the name of a xml node in the better way – Fix memory leak
High: PE: Resolve memory leak reported by valgrind
ただし、これらのコードはPacemaker 1.1.5のリリース後に混入しているので
Pacemaker 1.1.5もしくは、Pacemaker 1.0.10, 1.0.11を使用している場合は影響ありません。
Pacemaker 1.1.6のリリースに向けて、Pacemaker 1.0.12へのバックポートも開始されています。
あ、そういえば、リリースといえば、こんなのもありました。
Announcing – the Assimilation monitoring system – a sub-project of Linux-HA
こんなのとかって言っちゃ悪いか…。
これ作ってる、あらんって、Heartbeat本体をつくったエライ人なんですけどね…。
どーも、あんどりゅーくんと相性が悪いというかなんというか(棒
ちなみに、この「the Assimilation monitoring system」ですが、中身的には
matahariとかpacemaker-cloudとだいぶかぶってるよね?という指摘もされており
うーむ、あらんはこれからどこへ行こうとしているのか…。